テスト

伊佐の名物朝霧

2018/02/01

自然

写真は1月20日、朝8時30分。伊佐工房周辺は、伊佐名物朝霧がかかっていました。幻想的な景色です。この辺は、よく朝霧がかかって、前が視えないほどなのです。
代表が可愛い?中学生時代、こんな朝霧の中を中学校へ通っていました。朝霧は、空気中に含まれる水蒸気が急に冷やされて、たくさんの小さな水滴が地面に近い空中に浮かんでいるものです。
朝霧はなぜ発生するのか。1つには伊佐は盆地であり川内川が流れていること、2つ目は1日の温度差が影響してからです。
伊佐の盆地は、標高180m前後で、海岸沿いにある平地と比較して年平均気温が1.5℃も低く、日中の気温差が朝方は氷点下の世界で1日の気温差は10℃くらいあるため、春や秋にはしばしば霧が発生します。
とても幻想的で、素敵な風景です。

南国鹿児島の「氷祭り」

2018/01/01

自然, 行事

 伊佐は鹿児島の北海道と言われ、1月の最低気温は氷点下6℃にもなります。2016年には、観測史上初の氷点下15.2℃を記録しました。
伊佐工房前の街路樹も寒さで枯れてしまうほどでした。ここは、南国鹿児島かと疑いたくなる寒さ。この寒さを活かして、毎年氷祭りが開かれています。2018年は2月2日(土)、3日(日)に開催されました。
氷の彫刻あり、氷の滑り台ありの愉しいイベントでした。
 写真は、2016年観測史上初の氷点下15.2℃の時の工房付近の写真です。写真の氷中広告は、今年の氷まつり時にだした広告のです。

鹿児島の北海道?

2017/11/26

自然, 行事

伊佐は11月でも最低気温が氷点下になります。伊佐市の11月の平均最低気温はマイナス0.5℃、最高気温は35.3℃という気温差です。寒いし、暑いし、地元の人は大変です。しかし、そのお陰で美味しいものがたくさんできます。
2017年の11月21日の朝は、氷点下3.2℃度を記録し、地元のTVでニュースになりました。写真の田んぼにも氷が張っていました。

幻想的な滝のライトアップ

2017/10/26

自然, 行事

 曽木の滝、もみじ祭り。2016年もは雨で大変でした。代表と顧問の母校、大口高校の生徒さんもおもてなし参加。
2017年は11月24日・25日 曽木の滝公園もみじ祭り前夜祭(ライトアップ)、11月26日 曽木の滝公園もみじ祭り(和太鼓演奏などを予定、ライトアップなし)の予定です。
曽木の滝は滝幅210m、高さ12mの壮大なスケールを誇り、東洋のナイアガラとも呼ばれています。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流とその轟音は豪快で迫力満点です。
 昔は、公園で鯉も飼われていて、川にはゲンゴロウフナが泳いでいました。秋は滝の白い水しぶきと色鮮やかなもみじや銀杏が美しくて、毎年、勤労感謝の日を中心とした1週間が一番の見頃となります。
この時期に、例年曽木の滝公園もみじ祭りがあり、滝や紅葉のライトアップが行われます。

3年に一度、神に捧げる舞

2017/09/26

歴史, 行事

鹿児島でいう神舞は神楽のことです。今回は湯之尾神舞を紹介します。広辞苑によれば、「神座かむくら」が転じたものとされています。かむくら、かんぐら、かぐらと変化していったというのが語源の定説とされます。
駄洒落のようですが、神座は、一つの場所そのものを指すのではなく、神座における所作全般を意味しています。自然物に神が降臨されて、その神にささげるものです。
神楽という名が文献に登場するのは最古のものは「万葉集(759年頃)」にあります。湯之尾の神楽も、天の岩戸の前で天照大神を慰めるために舞ったといわれ、その起源は神話の時代までさかのぼります。
伊佐市湯之尾神社に伝わる「湯之尾神舞」は、五穀豊穣、無病息災を祈願して1490年頃(室町時代)から始められたといわれています。
豪華な衣装でしめやかに踊る舞、赤い衣装に白塗りの面を着け餅をついたり鉄砲に気絶したりのユーモアたっぷりな舞、口上のある舞と句のない舞です。
以前は旧暦霜月の満月の夜に一晩中踊ったといわれ、35番の演目がありました。今は11月23日の豊(ほぜ)祭りの日に10数番ほどが披露されます。11月23日は、新嘗祭。稲の収穫を祝い,翌年の豊穣を祈願する古くからの祭儀です。
3年毎に開かれる大祭で、伝承されている26番のすべての舞が奉納されます。県指定の無形民俗文化財であり、今も地区の子供たちに受け継がれています。続けて欲しいですね。

キャンパーに大人気!人造湖?

2017/08/26

自然

夏も涼しく過ごせる癒しスポット十曽池公園(じっそいけ公園)、奥十曽渓谷(おくじっそけいこく)。伊佐市の大口にある十曽池は堤の長さ100メートル・高さ20メートル・周囲4キロメートルに及ぶ人造湖で、隣接して十曽青少年旅行村があり、キャンプシーズンになると市内外から多くのキャンパーが訪れます。池の周辺には芝生広場や展望台、水草庭園等も整備され、釣りやバードウォッチングなど自然を満喫できます。
また、周辺はヤマメの南限とされており、隠れた釣りファンが訪れることも多く、初夏にはホタルが戯れ、満天の星空と輝きを競っています。この十曽池からさらに上流へ向かうと、白蛇の滝、行者の滝、おしどりの滝、冷水の滝など大小十数個の滝が点在する奥十曽渓谷があります。清流の奏でる癒しの音色がとても気持ちのいいところです。この渓谷は、昭和61年に「森林浴の森日本百選」にも選ばれ、スギ・シイ・カシなどの原生林におおわれ、真夏でも最高気温26度と涼しいところです。毎年、涼を求めてネイチャーライフを楽しむ人に親しまれています。樹齢600年を越える日本最大のエドヒガン桜があり、春、山緑の一角に桜色が浮かび上がります。秋には紅葉やハゼが赤に染まり渓谷を彩ります。
平成7年には「水源の森百選」にも選ばれ、整備された観光地ではなく、美しい渓谷の自然美を楽しみたい人にはおすすめのスポットです。

大王夫妻がいる公園とは?!

2017/06/26

自然

 ドラゴンボートレースが行われる会場の近くにあるガラッパ公園。ガラッパとは、鹿児島では河童のこと。河童伝説は、日本全国にいろいろあり、川内川にもあちこちに河童伝説があります。相撲をとったことがある人も居るとか居ないとか。湯之尾滝ガラッパ公園は、江戸時代に利水のために作られた人工の滝「湯之尾井堰」と、昭和の治水で作られた「可動堰」の間にできた中洲にあります。公園内にはガラッパ大王・みずえ(佐賀市の松原川から嫁入り)夫妻をはじめ、ユニークな34体のガラッパ像があり、春の鯉のぼり、夏の花火、秋の紅葉と共に、年間を通して訪れる人々を楽しませています。星流橋を渡った対岸には新たに遊具も整備され、休日は子ども連れでにぎわいます。
河川敷には国際パークゴルフ協会公認のパークゴルフコース36ホールがあり、子供からお年寄りまで男女を問わず楽しむことができます。
 また、ここは、国の天然記念物「チスジノリ」の発生地でもあります。

日本一の星空観察にぴったりの場所

2017/07/26

自然

「日本一の星空と、渓流の水辺で森林浴」。ここはとても気持ちのいい自然がいっぱいの楠本川渓流自然公園です。星空日本一に輝いた菱刈の北東部の国有林に位置し、自然豊かな公園です。公園内に流れる楠本川は、アブラハヤやカワムツも生息しており、渓流釣りはもちろん、夏場は多くのキャンパーや地元の子どもたちの水遊び場となっています。
バンガローがあり、星空観察やクワガタ採集を、キャンプをしながら楽しめます。遊具、芝スキー場もあります。楠本川の渓流は、ものすごく冷たくて夏は最高の地です。この他にもピザ釜や五右衛門風呂があり、夏の避暑にぴったりです。